W80xマイコンの開発環境構築

Aliでふと見つけたW80Xシリーズのマイコン 800,801,806等あるらしい

チップ単体でだいたい130円程度、評価ボードが300円強(いずれも送料含めず)

WinnerMicro W806 などで検索するといくつか記事が出てくるが、まだマイナーなようで日本語の記事が全然出てこない。英語と中国語が中心

 

とりあえず評価ボードをAliで購入し、到着を待つ間に開発環境を整えることに

 

環境は以下のページを参考に導入

itelitesblog.com

 

英語読みたくね~な人もいると思うので以下自分が試した手順を記載

 

CDKをダウンロードするためocctheadにユーザ登録

工具→集成开发环境-CDKを選んで最新バージョンのCDKをダウンロード(下载)

記事執筆時はv2.12.1が最新でした

zipを解凍してsetup.exeを開き、Dドライブに適当なフォルダを作ってインスコ

インスコ中にgithubからワークスペースのファイルを拾ってくる

github.com

cloneでもzipダウンロードでもいいからローカルに落として適当なフォルダに入れる

自分はCDKの近くのフォルダに配置

CDKを立ち上げたらメニューからProject->Open Multi-Project Workspaceを選択し、

配置したフォルダ\wm-sdk-w806-main\tools\W806\projects\SDK_Project\project\CDK_WS\W806_SDK にあるW806_SDK.cdkwsを開く

これで開発環境は整ったはず

f:id:ozemmiku:20220126054911p:plain

main.cを表示している

純正のライタはCK-linkというものがあるが、そんなの持ってないよ!ということでupgrade_Tools.exeというものを使う

まずはここからW800串口烧录工具_V1.4.8(.rar)をダウンロード(下载)

h.hlktech.com

解凍してCOMポートを選び、左下のボタンからシリアルポートを開く

...をクリックして\wm-sdk-w806-main\bin\W806\W806. flsを選択

(以下基板が届いてないので訳のみ)ダウンロード(下载)のボタンをクリックしたらWaiting for restarting device...の表示を待ち、基板のリセットボタンを押してダウンロード開始

Download "wm-sdk-w806-cdk/bin/W806/W806.fls" file success!の表示が出たら基板のリセットボタンをもう一度押す

うまくいっていれば基板上のLED3つが光るっぽい

 

基板が届いたら続きを書くかも

 

以下余談

純正のCK-linkはtaobaoで売られているらしいが、STM32F103で自作できるよ、という記事

oshwhub.com

基板を起こしているが、bluepillでもできるのだろうか